管理組合が主導権を取り戻すための整理表(考え方)
- K K
- 2025年12月19日
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管理組合が主導権を取り戻すための整理表(考え方)
なりすましを防ぐ最大の方法は、管理組合が“決定権者”に戻ることです。
以下の整理を意識してください。

【主導権を取り戻すための整理軸】
① 役割の整理
管理組合:判断する
専門家:判断できるように整理・説明する
施工会社:工事を行う
この線引きが崩れると、誰かが判断を“代行”し始めます。
② 判断の順番の整理
何が問題か(劣化・リスク)
何を目的にするか(延命・安全・コスト)
どこまでやるか(範囲・数量)
いくらまで許容するか(予算)
その後に業者選定
※ この順番が逆になると、 金額主導・業者主導になります。
③ 「決めたこと」と「保留したこと」を分ける
今回やる工事
今回は見送る工事
次回判断する項目
これを整理するだけで、話の主導権は管理組合に戻ります。
談合を疑う前に確認すべき5つの前提条件
「見積が似ている=談合」と結論づける前に、必ず以下を確認してください。
前提① 仕様書は完全に統一されているか
条件が揃っていなければ、 金額が似る・似ないの議論自体が成立しません。
前提② 数量・範囲は明確か
曖昧な数量は、 各社が“無難な数字”を入れる原因になります。
前提③ 市場価格を反映した設計か
相場から大きく外れた設計では、 自然と金額が収束します。
前提④ 競争のルールは明確か
見積条件
質問の扱い
提出方法
これらが曖昧だと、競争ではなく様子見になります。
前提⑤ 判断基準が価格だけになっていないか
価格しか見ていない場合、 業者側も価格しか調整しません。
重要な視点
見積が似る原因の多くは、談合ではなく「判断の前提が整っていないこと」です。
まとめ
― 疑う前に、整える ―
なりすましは「立場の誤認」から生まれる
主導権は、管理組合が取り戻せる
談合を疑う前に、前提条件を確認する
最も重要なのは、
管理組合が「判断できる状態」にあるかどうか
です。




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