火害診断設計業務
【火災診断設計とは】
建物が火災に遭うと構造躯体が高温にさらされて躯体の強度が低下するケースがあります。
そのまま住み続けるには躯体の安全性を確認しなければなりません。
【構造躯体補強設計・復旧計画設計とは】
例えばRC造であれば躯体であるコンクリートの圧縮強度を多角的に確認して、強度の低下が懸念される部位に
補強工事をする必要があります。
躯体の補強が完了すると、火災による被害のあった外装材・窓サッシ等の復旧計画を行い。
安全に住める住環境を構築することが必要となります。
STEP① 事前準備・準備調査
既存資料を確認して建物構造及び構造計算書の内容を
把握します。その後に現地にて調査内容を検討します。
準備業務説明
A.事前準備
■既存資料の確認
■調査計画の検討
B.事前調査
■現地にて火災被害状況を確認
■現地にて調査メニューの検討
STEP② 現地調査・火害診断設計
現地にて調査を行い検体については各試験所に持込んで
測定し結果を確認。各種調査及び試験の結果を精査して
『火害診断指針』に基づいて火害等級の判定をします。
火害診断設計業務説明
■調査機材の搬入
■コンクリート圧縮強度試験コア採取
■リバウンドハンマー試験
■超音波試験
■配筋調査
■構造体たわみ測定調査
■既存材料確認調査
■給排水設備調査
■電気設備調査
A.現地調査
B.火害診断調査の精査
C.火害診断判定
■火災状況
■火害調査・火害診断の方針
■予備調査内容の精査
■一次調査内容の精査
■二次調査内容の精査
■コンクリート試験の精査
■リバウンドハンマー試験の精査
■超音波試験の精査
■配筋調査の精査
■外観劣化調査の精査
■梁たわみ測定の精査
■火害等級の判定
STEP③ 構造躯体補強設計
調査結果から躯体補強範囲と工法を確定し躯体補強
図面及び見積依頼書類を作成。
構造躯体補強設計業務説明
■調査結果から躯体補強範囲を確定
■調査結果から躯体補強工法を確定
A.補強範囲と工法を確定
■構造躯体補強図面の作成
B.構造躯体補強設計
■構造躯体補強工事会社に見積依頼する書類を作成
C.見積依頼書類作成



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