top of page

大規模修繕で【正しく決めたのに、説明が難しくなる理由】

  • 執筆者の写真: K K
    K K
  • 1月5日
  • 読了時間: 2分

正しく決めたのに、説明が難しくなる理由


大規模修繕で【正しく決めたのに、説明が難しくなる理由】


理事会として、

きちんと議論した。

専門家の意見も聞いた。

手順も、決まりも、守った。


それでも、

住民への説明が、なぜか難しい。


大規模修繕で多くの理事会が直面するのが、

「正しく決めたはずなのに、うまく伝わらない」

という感覚です。


第1章:説明が難しくなる瞬間


説明が難しくなるのは、

判断に迷いが残っているからではありません。


むしろ、

無難で、妥当で、バランスの取れた判断

であるほど、言葉にしづらくなります。


・なぜAではなくBなのか

・なぜ一番安い案ではないのか

・なぜ今、決めたのか


どれも理由はある。

でも、短い言葉では伝えきれない。


第2章:正しさと納得は、別のもの


理事会が行う判断は、

「正しいかどうか」を基準にしています。


一方で、

住民が知りたいのは、

「自分が納得できるかどうか」 です。


この二つは、

同じではありません。


正しい判断ほど、

前提条件や背景が多く、

説明が長くなります。


すると、

「難しい話だ」

「よく分からない」

という反応が返ってくる。


ここに、

説明の難しさが生まれます。


第3章:理事会が抱える、もう一つの仕事


理事会の仕事は、

決めることだけではありません。


決めた理由を、噛み砕いて伝えること

これも、大切な役割です。


ただし、

すべてを説明する必要はありません。


・なぜこの判断が妥当なのか

・どこを一番重視したのか


この二点だけを、

静かに、丁寧に伝える。


それだけで、

説明はずっと楽になります。


まとめ


説明が難しいと感じたとき、

それは失敗の兆しではありません。


慎重に、真面目に考えた証拠です。


大規模修繕は、

一度で全員が納得するものではありません。


それでも、

判断の軸がぶれていなければ、

時間とともに、理解は積み重なっていきます。

コメント


日本改修設計建築士連合会(JARDA)は、設計費の安さではなく「判断の正しさ」を支えるために存在します。

Go up

Copyright (c) 一般社団法人 日本改修設計建築士連合会 all rights reserved

bottom of page