大規模修繕で【いい設計事務所の見分け方】
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- 2025年12月31日
- 読了時間: 3分
大規模修繕で【いい設計事務所の見分け方】

マンション大規模修繕を考えている管理組合や理事会の方に、「いい設計事務所の見分け方」について、できるだけ分かりやすくお話しします。
大規模修繕は10年〜12年に一度の“マンションの一大イベント”。そこでどんな設計事務所と組むかで、工事の質も、住民満足度も、最終コストも大きく変わります。
でも、実際には、「どこに頼めばいいか分からない」「有名だから、安いから、とりあえず…」と、なんとなくで選んでしまうケースが多いです。
その結果、不要な工事で費用が膨らむ、施工会社寄りの提案になる、説明不足で住民トラブル…こうしたことは珍しくありません。
では、どうやって“いい設計事務所”を見分けるのか?
今日は、絶対に外してほしくない3つのポイントをお話しします。
ただし、設計監理方式(独立系)と設計管理方式(自称独立系)の2つの設計事務所があることを、
念頭においてください。建物管理会社を頂点にした設計管理方式(自称独立系)の設計事務所は、
論外なので、この動画では触れません。
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第1章「中立性」、まず一番大事なのは中立性です。
設計事務所は施工会社でも建物管理会社でもありません。
本来は、管理組合の立場で客観的に判断し、最適な選択肢を提案する存在です。
特定の施工会社に寄りすぎていないか。
公平な業者選定の仕組みを持っているか。
理事会の利益を第一に考えているか。
ここが曖昧だと、「表向きは競争、実は結果が決まっている」なんてことも起こり得ます。
まずは、“誰のために仕事をしているのか”がはっきりしているか、ここを確認してください。
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第2章「技術力」、次は技術力です。
「経験年数が長い」「資格がある」だけでは不十分です。
同規模マンションの実績があるか。
似た劣化事例を経験しているか。
トラブル時の対応力があるか。
設計だけでなく監理まで実績があるか。
もう一つ大切なのは、
“写真がキレイ”よりも、
「どんな課題にどう向き合ったかを説明できるか」です。
設計の仕事は図面を描くだけではありません。
大規模修繕の場合、要望をくみ取る力、判断する力、住民へ説明する力。
これらを総合した“実行力”が必要です。
面談したとき、「この人たちは現場を知っている」と感じられるか。
これも重要なポイントです。
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第3章「透明性」、3つ目は透明性です。
費用が分かりやすい。
業務範囲が明確。
追加費用条件がはっきりしている。
専門用語で誤魔化さず説明してくれる。
特に大切なのは、
「分からないまま進めさせない姿勢があるか」。
住民説明会や理事会で、
難しい言葉だけ並べて“理解した気にさせる”のではなく、
噛み砕いて説明し、納得してもらう。
ここには、その事務所の誠実さが表れます。
ここが不透明な事務所は、あとでトラブルになりやすいので要注意です。
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まとめ、いい設計事務所の見分け方はこの3つ。
第1章 中立性。
第2章 技術力。
第3章 透明性。
この3つが揃っていれば、「任せて安心」である可能性はかなり高いです。
大規模修繕は“建物の未来”を左右する大事な判断。
ぜひ参考にしてください。
間違っても設計管理方式(自称独立系)の実績や資本金の大きさに惑わされないように
談合で培った実績と資本金は何の役にも立ちません。
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また次の動画でお会いしましょう。




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