大規模修繕で【“安い見積”の裏に隠れがちな3つのリスク】
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- 1月1日
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大規模修繕で【“安い見積”の裏に隠れがちな3つのリスク】

こんにちは。今日は、マンション大規模修繕を控えている理事会・管理組合の方に、
**「“安い見積”の裏に隠れがちな3つのリスク」**についてお話しします。
見積が並ぶと、つい
「同じ内容なら安い方がいい」
「安く抑えるのが理事の役目」
こう思ってしまいがちです。
しかし、“安い見積”の裏には、理事会が気付きにくい大きな落とし穴があります。
今日はその中から、特に注意してほしい3つをお話しします。
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第1章「必要な工事が“見えない形で”削られているリスク」
安い見積の中には、
「金額を下げるために、必要な工事が quietly 省かれている」
そんなケースがあります。
一見すると、
・金額が安い
・数字だけ見ると優秀
に見えますが、
実際には、
・本来やるべき補修範囲が狭い
・処理が簡易的
・“とりあえず直しただけ”の内容になっている
その結果、数年後にまた劣化が進み、
「結局、余計にお金がかかった」
というケースは本当に多いです。
安さではなく、
“必要な工事がしっかり入っているか”
ここが大事なポイントです。
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第2章「品質・耐久性が落ちているリスク」
もう一つ多いのが、
“材料”や“施工方法”のグレードを下げて安く見せているケースです。
・塗料の耐久年数が低い
・劣化対策が十分でない
・工事手間を省いた工法が選ばれている
このように、
**“見えないところでコストを削っている”**場合があります。
すると、
・持ちが悪い
・再劣化が早い
・メンテナンス周期が短くなる
結果として、
長期で見ると高くつく。
これが“安い見積”の2つ目のリスクです。
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第3章「理事会が“正しい判断ができなくなるリスク”」
そして3つ目は、
実はお金や工事以上に怖いポイントです。
“安い見積”があると、
理事会の議論が
「なぜ安いのか?」ではなく、
「安くしたい」方向に引っ張られてしまうことがあります。
その結果、
・本来の目的が見えなくなる
・“安さ勝負”の話し合いになる
・住民説明も「安いから安心です」で終わってしまう
大規模修繕の目的は
“一番安い工事をすること”ではありません。
“建物を守るために、適切な工事を適切な条件で行うこと”です。
ここを見失うと、
理事会は本来の役割を果たせなくなってしまいます。
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■ まとめ
“安い見積”の裏に隠れがちなリスクはこの3つ。
第1章 必要な工事が削られているリスク
第2章 品質・耐久性が落ちているリスク
第3章 理事会の判断が歪められるリスク
理事会が見るべきなのは、
“安いかどうか”ではなく “適正かどうか”。
ここを忘れなければ、
大規模修繕はきっと良い方向に進みます。




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