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大規模修繕で『BIMは判断を設計する道具』| JARDAジャルダ

  • 執筆者の写真: K K
    K K
  • 2 日前
  • 読了時間: 3分

大規模修繕で『BIMは判断を設計する道具』| JARDAジャルダ

大規模修繕で、こんな状態になったことはありませんか。

資料は揃っている。説明も受けた。なのに、結論が出せない。

意見が割れる。空気が重くなる。


その理由は、知識不足ではありません。

判断の「前提」が共有されていないからです。


今日は、ジャルダが強みとしている「BIMの活用」を通じて、

正解を出すのではなく、判断できる状態を作る話をします。


今日のテーマは、

BIMは「工事を見せる道具」ではなく、「判断を設計する道具」だということです。


大規模修繕で判断が止まるのは、たいてい次の3つです。


一つ目。範囲が曖昧。

「どこまでやるか」が合意できていない。


二つ目。優先順位が曖昧。

安全なのか、見た目なのか、資産価値なのか。

目的が混ざったまま議論している。


三つ目。比較の軸が曖昧。

見積が並ぶと、金額だけが前に出る。

でも、その比較は多くの場合、比較になっていない。


ここで必要なのは、追加の説明ではありません。

判断の構造を、見える形にすることです。


BIMというと、「3Dで分かりやすい」、「きれいな立体モデル」

そう思われがちです。


でも、ジャルダのBIM活用は、そこが目的ではありません。

目的は一つ。

管理組合が、安心して「選べる状態」を作ることです。


まずBIMでやるのは、工事の派手な可視化ではありません。

前提の統一です。


例えば、外壁補修。

ひび割れはどこにあるのか。

どの種類の劣化なのか。

どこまで補修対象にするのか。

足場の範囲はどこまでか。


これを文章だけで共有すると、

人によって頭の中の「建物」が違ってしまいます。


BIMで、同じ建物、同じ範囲、同じ言葉を共有する。

これだけで、議論のズレが大きく減ります。


次にやるのは、選択肢の比較です。


例えば、防水。

「全面やる」か「部分補修」か。

さらに「材料」「工法」「保証」「工期」。

本当は複数の組み合わせがあります。


ここで重要なのは、

どれが正解か、ではありません。

どの前提で、どんな差が出るかを整理することです。


BIMは、この比較を成立させるために使います。

どの範囲が対象か。

足場や仮設の影響はどうか。

工期はどう変わるか。

コストの増減は何が原因か。


つまり、金額だけではなく、

判断に必要な「説明責任の材料」を整えるのです。


最後が一番大事です。

合意形成は、説得ではありません。

納得の条件を揃えることです。


管理組合で意見が割れるのは、

価値観が違うからではありません。

判断材料の見え方が違うからです。


BIMで、同じ絵を見ながら、

「ここをやる/やらない」の理由を、

誰でも説明できる状態にする。


これが、合意形成を前に進めます。


ただし、BIMを使っても失敗することがあります。

それは、BIMが「結論を出す道具」になってしまう時です。


「3Dで分かりやすいから、これで決まり」

こうなると、

少数意見や将来リスクの議論が消えてしまいます。


BIMは、結論を押し付けるためではなく、

議論の質を上げるために使う。

ここを間違えないことが大切です。


今日の要点をまとめます。


判断が止まる原因は、知識不足より前提のズレ。

ジャルダのBIMは「見せる」より判断設計のため。

前提をそろえ、比較を成立させ、合意形成を進める。

ただしBIMを「結論の道具」にすると逆効果。



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