大規模修繕で【修繕積立金が足りない時、理事会が取るべき現実的な選択肢】
- K K
- 1月3日
- 読了時間: 3分
大規模修繕で【修繕積立金が足りない時、理事会が取るべき現実的な選択肢】

こんにちは。
今日は、管理組合・理事会の方から 非常に多く相談を受けるテーマ、
「修繕積立金が足りない時、理事会はどう判断すべきか」
についてお話しします。
大規模修繕の見積を見て、
「積立金が全然足りない…」
この瞬間、理事会は一気に不安になります。
ですが、ここでやってはいけない判断があります。
今日は、現実的に取るべき選択肢を3つに整理してお伝えします。
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第1章「とにかく安くする、は一番危険」
積立金が足りないと分かった瞬間、
まず出てくるのが
「じゃあ安い会社を探そう」
「見積をもっと下げてもらおう」
という判断です。
しかしこれは、一番後悔につながりやすい選択です。
・必要な工事が削られる
・品質が落ちる
・数年後に再修繕が必要になる
結果として、
“今足りなかった分以上のお金が、将来必要になる”
というケースは本当に多いです。
積立金不足=
「安くすれば解決」
ではありません。
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第2章「工事内容を“整理・分解”する」
理事会が取るべき現実的な選択肢の一つ目は、
工事内容を整理することです。
大規模修繕の見積は、
・必ず今やらなければならない工事
・少し先送りできる工事
・将来計画に回せる工事
これらが混ざっていることが多い。
✔ 優先順位を整理する
✔ 緊急性の低いものを段階化する
✔ 仕様を現実的なレベルに調整する
こうした整理をするだけで、
“無理のない計画”に組み直せるケースは少なくありません。
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第3章「将来を含めた“資金計画”で考える」
二つ目の選択肢は、
今回だけで完結させようとしないことです。
積立金は
・今だけ
・今回の工事だけ
を見て判断すると、必ず無理が出ます。
✔ 次回修繕まで含めた計画
✔ 積立金の見直し
✔ 借入や分割の検討
これらを含めて考えることで、
**理事会として“説明できる判断”**が可能になります。
「今回を乗り切る」より、
「将来まで持たせる」視点が重要です。
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第4章「専門家を入れて“現実解”を作る」
そして三つ目の選択肢。
これが一番重要です。
積立金が足りない状況は、
理事会だけで解決しようとすると、判断を誤りやすい。
・工事の妥当性
・削っていい部分、ダメな部分
・将来リスク
これを冷静に整理するには、
第三者の視点が欠かせません。
「積立金が足りない=失敗」ではありません。
“どう整理して判断したか”が、理事会の評価になります。
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■ まとめ
修繕積立金が足りない時、
理事会が取るべき現実的な選択肢はこの3つ。
第1章、安さで解決しようとしない
第2章、工事内容を整理・分解する
第3章、将来を含めた資金計画と専門家の力を使う
積立金不足は、
「判断を間違えなければ、致命的な問題ではありません」。




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