バリアフリー改修は「良いことだからやる」では決められない
- K K
- 2025年12月19日
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バリアフリー改修は「良いことだからやる」では決められない
― 大規模修繕での正しい位置づけ ―
バリアフリー改修は、
高齢化への対応
将来への備え
社会的に望ましい
といった理由から、反対しにくい工事です。
しかしその一方で、
本当に今必要か
誰のための改修か
どこまでやるべきか
という 判断が難しいテーマ でもあります。

バリアフリー改修が迷われやすい理由
対象者が限定される
効果が住戸によって異なる
将来予測が必要
そのため、
「いずれ必要だから」「今やっておいた方が安心」
という判断になりやすくなります。
バリアフリー改修の位置づけ
バリアフリー改修は多くの場合、
構造安全性
防水性能
といった 必須工事ではありません。
主な目的は、
利便性向上
利用しやすさの改善
という 環境改善型の工事 です。
判断を誤りやすいパターン
大規模修繕と一体で考えてしまう
補助金が使えるから決めてしまう
一部の声を全体判断にしてしまう
いずれも、目的と範囲の整理不足が原因です。
バリアフリー改修を判断する軸
今、実際に困っている人はどの程度いるか
他の対応(運用・部分改修)はないか
将来の選択肢を狭めないか
長期修繕計画との整合は取れるか
まとめ
バリアフリー改修は、
「良いことだからやる」ではなく、「今やる理由が説明できるか」で判断する工事
です。
やる・やらないのどちらでも、理由を説明できることが、後悔しない判断につながります。

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